最近寒いですねぇ

寒かれど わが身心は いかんぞや
はい、本当に寒いですねぇ。おまけに僕はテストの点数もさぶかったのでダブルで寒いです。ブルブル。え?さぶい点数とらないように勉強しろって?一応やってるんですけどねぇ・・・
さて、本当に最近パソコンの調子が悪くて、なんともなりません。全く誰か何とかしてくれ・・・それにしても、さいきんなんだか何もないんですよね。年賀状も作らなければ・・・そういえば、なんだか他の方の日記は色々機能がついていたり画像が入ってたりと、オリジナリティーあふれていていいなぁと思ってしまいます。実際機械には弱い僕なので、やり方がよく分からないのですが。まあ何とかなるでしょう。
さて、今日の+αは、化け物との対戦。というか敵が限りなくエ○ァっぽいのは気にしない。
 +α
セレナの剣とシャルの斧は敵をどんどん切りつけていくも、なんだか自己再生していて一行に倒れる気配がない。
「ええい、どうなっておるのだ!?全く攻撃が効かん!」
「こりゃあ・・・コアがあるな。セレナちゃん、ほら・・・あそこじゃないか?」
セレナがシャルに指差された方を見ると。かろうじてだが黒い塊が見える。
「よし、・・・カイ、援護を頼むぞ!」
「ん?おお、分かった、行け!星恵さん、援護だ!」
セレナは目標に向かって飛ぶ。星恵とカイは敵の両手からの一撃を受け止め、動きを止める。同時に前に待機していたシャルが弱点と思われる部分の付近を斧で切り払う。
「セレナ、今だ!」
「ああ!はあぁぁ!!!」
セレナの剣はそのまま奥の黒い物体を貫いた。それが彼らが思っていた通り本当に弱点ならば、その敵は動きを止めただろう。だが、世の中思い込みが必ずしもうまく的中するとは限らないのだ。その時、貫いた部分から幾本もの触手が出てきて、セレナを捕らえ、中に引きずり込んでしまう。
「くおぉ!?か、カイ、助け・・・」
「せ、セレナ!?」
しかし二人の距離はあまりに遠すぎた。セレナはそのまま敵の中に引きずり込まれた。
敵の中でセレナは無造作に浮いていた。
「こ、これは・・・?」
「おお、願った甲斐があった、やっと人が来てくれた・・・」
セレナの横で、というかあちこちで声がし始める。悲痛な声だ。セレナは心が痛くなって頭を抱える。
「どうぞ心を緊張させないでください。私たちはこの施設にいたものです・・・」
その言葉で、セレナはふっと顔を上げる。そこには、見知らぬ女性が立っていた。
「お前は・・・誰だ・・・?」
「もはや名乗っている時間もありません。私たちは皆、このオーガニック・アーマーに取り込まれてしまったのです。完全に取り込まれた私たちはもはや助かりません。ですがあなたは違う。どうかこのアーマーを破壊してください・・・」
「それは願ってもないことだが・・・どうすれば・・・」
「外部からでは破壊は難しい。ですが内部は意外と脆いものです。」
その時、外でなにか大きな音がした。おそらくカイ達が自分を助けるために構わず最強クラスの攻撃をぶつけているのだろう。
「内部から・・・か。だが私にはそんな力など・・・」
その時、セレナの頭に声がよぎった。
”恐れないで、力を。もう分かってるはず・・・”
セレナはその声に聞き覚えがあった。そして自分のもつ力にも、覚えがあった。
(今一度使えるか・・・あの力を・・・)
セレナはすっと立ち上がり、壁に手を当てる。
”唱えて・・・天を!”
「我は・・・天の力をつかさどるものなり・・・今一度その力を・・・」
すると、セレナの体から白い光が現れ始めた。それとともに、背に変な感じがした。触ってみると、まるで鳥の羽のようだった。
「見せよ!でええええい!!!!」
セレナの周りにあふれたエネルギーは一箇所に収束し、大爆発を起こした。その光は、どうやらアーマー自体を粉々に分解していくようだった。そして・・・
セレナが地に降り立つと、アーマーはもはや跡形もなく消えていた。
「セレナ・・・大丈夫か・・・?」
「・・・ああ・・・」
そのまま力を使い果たしたセレナは、その場で意識を失ったのだった。