今日は学校がない

雲霞む 景色も空も 如何で見れん
はい、今日は字余り状態になってます。この前たまたまJRの広告に、平成百人一首上位入賞作品ってのが載ってて、思わず凄いなぁと思ってしまいました。要は一つの区にどれだけのことをこめられるかなんですよね。うむうむ。
さて今日は休み。何しようかなぁなんて考えてるのですが、実は年賀状作ったりしなきゃぁならんのですね。まあそれはいいとして、今日はのんびりさせてもらおうかな。
さあ、今日は+α復活。といっても書いてる本人、どこまで書いたかいまいち覚えてないんですねぇ・・・まあ何とかなるでしょう。

轟音とともにカイ達は外に投げ出された。そして彼らを放り出したその生き物は、翼を広げ、大きく羽ばたいて着地する。しかし・・・
「な、なんじゃありゃぁ!」
それを見て誰もが感じた一言。「気味が悪い」
気持ち悪いではない。まして同一語ととってもよいはずもない。それくらい、気味が悪いのだ。とりあえず、人型で翼が生えてるのは確かだが、見た感じ機械なのだ。でも生き物のごとく唸り声を上げている。
「カイ、この世界にはこーいう変なものもいるんだな!」
「し、しるか、俺もこんなの見たの初めてだって!」
「カイさん、一旦着地して態勢を立て直すわ。ちゃんと着地してくださいね!」
「わ、分かった!セレナ、いけるか?」
「無論だ!」
カイ達はそのまま地上に降りる。しかし。こういうときは必ず失敗者がいるもので、案の定・・・
「うぎゃ!セレナ、お前今ねらって俺の上に着地したな!」
とまあカイが着地した、本当にその場所にセレナが落ちてきて、カイがつぶれる羽目になった。
「む、少し場所がおかしかっただけだ。気にすることではない。それより・・・あれはどうすればいいのだ?」
「私が少し調べます。え〜と・・・」
星恵は恐る恐る近づく。すると・・・
ギィッシャアァァァ!
唸り声とともにそれは星恵を殴り飛ばした。星恵は何とかそれを防御壁みたいなものでガードするも、後ろへ吹っ飛ばされた。
「いたたた・・・、これはちょっと・・・何か分かりませんね。でも明らかに言えることは・・・」
「いえることは?」
「あれが私たちを敵と認識している、ということ。みなさん、マイクロアーマーを。いいですか?あれ相手にカイさんのナックルも私の杖も、まったくと言っていいほど効果は期待できません。シャルさんの斧とセレナさんの剣が頼りです。懐に回ってざくっとやっちゃってください!」
「よし!いくぞ!」
その時、カイの頭にクレア城での出来事がよぎった。
シャオン、セレナの剣の柄を本物の剣に変えた呪文だ。そうだ、使ってみよう・・・
「セレナ、ちょっとあれ使ってみようぜ。あの本の呪文。」
「ん?ああ、それもそうだな。カイ、頼むぞ。」
「よし、・・・シャオン!」
すると。前回と同様セレナの剣の柄が本物の剣になった。今一度見てみても見事な変貌っぷりである。
「行くぞ化け物、てりゃあああ!」
さあまたもやバトル開始。しかしあのドラゴンさんはどこへ行ったのやら、とカイは思ったのだった。