宿題ができない

宿題は あせらず騒がず こなすべし
はい、なんていうか微妙なものができました。想像力には自信があるのですが、こんなものしか考えられんとは、なかなか僕もへぼいものです。
さて、今日はまあテストはありましたが他には大して何もありません。で、昨日僕が読んでいる「ハヤテのごとく!」という漫画を見ていて(というか始まった当初から)思っていたのですが、あれには○とかでカバーされてる著作権ギリギリの用語がありますが、あれって人によっては絶対に通じてない人もいると思うんですよねぇ。ガ○ダムはともかくとしてもね。あと、前々から落書きとかしてて、↓のキャラの絵とかもあるんですね。スキャナーとかないから入れれませんが;まあ専門的にやってるわけではないので、レベルは低いですけどね。
さて、↓今回は進めていきます。さて地下にもぐりこんだ一行。当然モンスターもいるわけで、どうなるのでしょうね。まあこの内容、ある程度はその場で決めてますから、僕も分かりかねたりするんですが。
 +α
一行はそのまま奥に進んでいく。
「ねえりんさん。」
「はい、レナさんなんです?」
「どうしてこんな薄気味悪くて鼠とか虫とかたくさんいそうなところで、そんな平然としてられるの?」
「忍者ですから」
「うわ、せこい・・・」
慣れの問題ですけど、とりんは付け加える。しかし、りんとて決してなんともないわけではなかった。りんは身長が小さいため、床に転がっている死体とかがかなり近くで見えるわけで、少しいやな感覚はしているのである。
「・・・あた!これ壁じゃないの・・・」
その時、シギが何かにぶつかって声を上げる。しかし、もともとそんなところに壁はなかったのである。で、シギは瞬間的に飛びのくとともに、魔法の炎をぶつける。・・・モンスターだ。
「うわ、モンスターか!」
「皆さん、ここでの魔法はできるだけ控えてください。マイクロアーマーを使って!」
了解、と全員が指輪のスイッチを押すと。指輪から光が出て、それぞれ固有の機械が体を覆った。その状態のカイがモンスターを蹴り飛ばした。
(うわ、なんつう威力・・・)
カイはその効力に驚きながらも、そのままモンスターをかかと落としで叩き潰すと、モンスターは煙のごとく消えていなくなった。しかし、モンスターは次から次へと騒ぎを聞きつけ、出てくる。
「こいつら、キメラだ!カイ、一旦引け!」
突然のシャルの一言。カイは言われたとおりに後退する。
「キメラって・・・合成獣のこと?」
「そうだ。星恵さん、そうだな?」
「・・・間違いありませんね。だったらこちらも違う手が使えますね。レナさん、手伝ってくれます?」
「え、一体何をすればいいの?」
「彼らはあるモンスターが無理やり結合させられた状態です。電気エネルギーで分解してしまいますよ!ここら辺では魔法はあまり威力は出ないので、踏ん張ってください!」
「わかった!せえええい!!」
レナと星恵は杖を振り上げる。するとそこから光る雷撃が発生し、モンスターの群れにぶつかる。するとモンスターはまるで塵のごとく次々と消えてなくなっていった。
「やった!流石星恵さんだ。」
「カイ、私はムシ?」
「あ、ごめんごめん・・・」
「とりあえず進行が止まってる今がチャンスだ、レナもカイを睨んでないで走るぞ!」
そのまま一行はダッシュ!何気にカイにぴったりくっついて黙っていたエーディンはもはやぶっ飛びそうな格好で泣いている。
「扉が見えた!いけええ!」
そのまま扉を突き破る一行。そして突き破ったその部屋は。
「な・・・なんだこの部屋は!?」
そこには・・・子供のカプセルが大量に並んでいた。それも十とかそこらではない。軽く百は超えているだろう。
「もしかして、これが”エクステンデット”・・・?」
その時、喋らずに周りを警戒していたセレナに向かって何かが飛んで来た。セレナは何とかそれをはじき返す。
「何者・・・?」
「ふふふ、流石・・・」
攻撃の主は・・・少年だ。しかし周りのカプセルの少年と同じ服装、そして手には鎌を持っている。
「貴様、まさかこの騒動を起こした・・・」
「ああ、そうだね。予想通りだよ。僕はここを血で染めてやったんだ。そうだね・・・僕に薬を投与したやつとか、僕に剣を向けたやつとか、馬鹿にしたやつとか・・・皆。」
しかし、その子の言葉には気持ちが全くこもっていなかった。正確に言うと、空っぽなのだ。まるで何かに取り付かれたような。
「あなた達は、ここに何しに来たの?」
「え・・・?」
「俺達は、決してお前さんを馬鹿にしたりしに来たわけじゃないさ・・・」
その時、誰もが予想しなかったことをカイが口走った。
「おまえ・・・さびしそうだよな。エクステンデットっていったか・・・?まあ確かに俺達はお前さんを馬鹿にしたりしに来たわけじゃない。」
そういうと、カイはきっと少年の目を見据えた。
「・・・違う・・・」
「ん?」
「おまえ達・・・僕の敵じゃない・・・目が違う。」
そう言うと、少年は突然その場に膝をついて、倒れる。
「っ!やっぱり!」
カイはそういったかと思うと、少年を持ち上げる。
「ちょっとカイ、さっきからわけのわからないこと口走ってるけど、その子どうするのよ!まさか助ける気!?」
「なぜか分からないけど、俺の頭にこいつの声が聞こえたんだ。苦しい、さびしい、助けてって!」
「・・・ここはカイさんに従いましょう。レナさん。その症状なら説明がつきます。とりあえず外へ!説明は後です。見たところその子、何かのウイルスに冒されています!助けるなら早くして!」
一行は今度はてんで一転、もと来た道を戻っていく。セレナは・・・
「何もできなかった・・・私にも聞こえていたのに・・・」
セレナはそう声を漏らしつつ、カイ達を追いかけていった。