今日は過去最大級に不幸な日でした

不幸など 忘れてしまへ ほとと・・・ぎす?
はい、遊びです。ナンバー2。何処かで聞いたことあるような気がしたので、くっつけてみただけです。センスがないとは言う無かれ。まあもうちょっとマシなやつを考えようとは思ってるのですが・・・。で、今日はなぜ不幸だったのか。全ては今日のめざましテレビの占いから始まった。それからというもの、うとうとするわ頭痛くなるわテスト勉強ははかどらずにテストに落ちるわ、しかも一点足りずに。こんなこと今まで無かったよ・・・見事なものだって・・・すさまじい不幸ぶりだ・・・。
で、そんな今日は気を紛らわすためにストーリーを進んでいってやる・・・
 +α
カイたちが港でしばらく待っていると。
「カイさん、来ましたよ、お迎えが。」
そこに来たのは、・・・普通の車ならよく分かる。それがフェラーリとかリムジンといった高級車でもまだ納得のしようがある。しかし・・・
「・・・おいおい、これって、飛行機だよな。」
なんと飛行機が、それこそ滑走路を走ることもなくその場に着地したのだ。そして、中から・・・黒髪の少年・・・よりは少し大きい、少年と中年をたして二で割ったような人が降りて来た。
「皆さん、はじめまして。シギから連絡をもらったので迎えに来ましたよ。」
「ふふ・・・ご主人様、そんなあらたまっちゃって・・・」
シギが思わずクスッと笑った。
「・・・お久しぶりですね、真堂君。」
「え、真堂って・・・あのアクアヴェイルの付近油田、その他資源系を全て押えて、ネットワーク系を全て押えてる、大手企業『SINDOU』の・・・」
レナとカイは思わず息を呑む。
「そう、僕はその社長本人さ。」
そっけなく言われた二人は頭をハンマーで殴られたような気がしたのだった。

その後、飛行機に乗ってトウキョウのとあるお屋敷に一行は連れられた。
「・・・やばい、ここってあの文化大国アクアヴェイルの家か・・・?」
「こう思うと、お城も結構質素に思えるわね・・・」
レナとカイはそろってびっくり。
「俺だって最初ここに来たときは驚いたぜ。」
シャルが過去を思い出すようにして言う。シャルは過去りんやシギとともに大会に出るとき、ここで訓練をしたりしたこともある。これはカイもレナも周知の事実だ。
「で、シギ、装備一式は今急ピッチで作らせてもらっている。確か、ナックルを二つ、杖を二つ、斧を一つ、だったね。」
「はい、ご主人様。」
シギのここでの態度の変化にはカイ、レナも少々驚くところもある。
「まあそれまでゆっくりしていってくれよ。皆さんも、どうぞ今日一日はここでゆっくりしていってください。外に出ても結構ですし。」
ようし探索に行くぞ〜とカイがレナとセレナを引き連れて外へ行く。
「・・・あの娘がセレナだな。シギ、変わったことは?」
「えっと・・・たしか本を読んだらなんだか剣が出てきたような・・・」
あのときの現象だ。セレナの柄が突然剣に変わったあれである。
「ふうん・・・実はそういう例は他でも聞いていてな。後、今までバラバラのところでセレナみたいな例は確認されていたのだが、最近どうもある場所に集結しつつあるんだ。」
「・・・まさかその場所とは?」
「御察しの通りだよ、星恵さん・・・そう、ヴィクトリアさ。」
これはちょっと分からなくなってきた、と星恵は思ったのだった。