今日は・・・死ぬかと思った。

動きすぎ 慣れないことは やめましょう・・・
はい、今日は学校の球技大会という行事があって・・・死ぬような思いをしました;具体的には普段運動しないたちですから、突然体を動かすと体が参ってしまうんですね。しかも僕のチームは一勝三敗とぼこぼこで。全くしんどいだけになってしまった・・・

 +α
「・・・これがその、セレナちゃんの本ね・・・」
マナの問にああ、とカイはページをめくる。カイたちはとりあえずお城のリオの部屋に来ていた。
「なんだか俺の昔の家に残ってた物なんだが、なんなんだろうなぁ・・・」
「そういえば、王様や王女様は、レイがいなくなって・・・その、心配じゃないんですか?」
そりゃあ、とリオはレナのほうを向く
「心配にきまってるさ。ただ、なんていうかな・・・こういうことは昔もあってね。今何を成すべきかを考えたほうがいいと思うんだ。」
「私もそう思うわ。それに今はレイだけをさらった理由も分からない。・・・で、カイ、セレナ、何か分かった?」
う〜ん、と二人は顔を見合わせる。
「気になるものがあるんだ。ここ・・・『第一の呪文』ってかいてあるんだ。」
「ど、何処かで聞いたことがある設定・・・」
まあそれはおいておくとして。
「まさかその呪文を唱えたらセレナの剣が暴走・・・なんて事はないよな・・・」
「まあいい。とりあえず外で唱えてみよう。セレナ、行くぞ。」
しかしなぜかセレナはぼ〜っとしている。
「・・・セレナ、大丈夫か?」
「ん?あ、ああ・・・」
なぜか上の空のセレナを引き連れて一行は中庭へ向かう。
(しかし・・・奴は一体・・・なにより、私は一体何者なのだろう・・・)
セレナはそんなことを考えていたのだった。