もうすぐ休みだw

今日、学校のテストも終わり、ようやく休みが・・・(´ω`;)ああながかったぁ。最近はオンラインゲームにも少しも行けないし・・・何処かってのはとりあえず、「T」で始まって「r」で終わるということで・・・結構オモシロいですよw最近は+がついてリニューアルされましたしね〜。そろそろイベントがあるので、その時は行かなければ・・・(++)

+α
さあ今日はカイは朝、エーディンに起こされることなく起きた。なぜなら・・・
「・・・う・・・いくら面倒みるったってなぁ・・・」
カイはベッドのもう片方を見た。セレナはまだグースカ寝ている。
(いたたた、ったくこいつは寝相が悪いときたら・・・何回起こされたか。それにしても・・・)
カイはベッドから抜け出してカーテンを開ける。
「なんでセレナが俺の部屋で生活するんだよ・・・これじゃあ安心して寝れねえっての・・・」
エーディンは既に起きてせっせと部屋の掃除をしていた。
「あ、カイ様、おはようございます。今日は早いですね〜」
「ああ・・・なんていうか寝不足だな・・・」
「もしかして、キンチョーのあまり眠れなかったとか?カイ様は異性の方と一緒に寝たりしませんからね〜。まさか、変な事したりしてませんよねぇ〜」
「いや・・・というかあいつの寝相の悪さに俺は昨日死んだ。」
エーディンがよ〜く見ると、カイに数箇所のあざが認められた。
「あらら・・・まあ私も気になって全部見てましたから。カイ様が一方的に蹴りを入れられてたのも全部知ってますよ〜。ふふふ、私はいつカイ様が反撃するかと・・・」
「誰がするか!・・・もういい。とりあえず、セレナも起こすか。りんりん、学校の準備しといてくれ。今日はセレナの分も頼むな。」
「おまかせ〜私の生きがいはこれくらいしかありませんから〜」
そう言ってエーディンは作業に取り掛かる。そしてカイはまた寝室に戻ってきた。
「お〜い、セレナ〜、そろそろ起きろよ〜」
しかし起きない。起きろと言えども反応はゼロ。
「・・・よし、ここは・・・」
まずセレナの頭をパーで叩く。・・・変化なし。次はグーで・・・変化なし。次は・・・その時、セレナに変化が。
「う〜ん・・・」
「お?ようやく起きたか・・・」
しかしまだ半分しかおきてなかった。
「ぬう、誰だ、私の快眠を妨げる者わ〜・・・成敗して・・・スピ〜」
・・・最後に手に取ったある硬くて食べられないパンによる究極の一撃。セレナに見事にヒット。
「ぎゃぁ!・・・ん?カイか・・・つぅ・・・私はもう起きなければならんのか?」
「ああ。もうそろそろ起きないと、朝飯食い逃すぞ。」
何!?とばかりにセレナが勢いよく立ち上がった。
「これはいかん!カイ、急いで食堂に向かうぞ!できればこの動きにくい服を何とかしたいが、背に腹はかえられん!」
そしてセレナはまるで飢えた亡者のごとくスピードで食堂へ走っていった。
それからカイたちは食堂で朝食をすまし、身支度をしてから学校へ向かう。セレナは学ランのサイズとかを合わせないといけない、などといった関係により一時離脱。そのままカイとレイで学校に向かった。
学校では既に転校生の話が話題になっていた。何でかというと、教室、それもカイの教室に、謎の机が加えられていたのと、昨日セレナが目撃されていたのと、先生の誰かがそれを口走ったことから始まり・・・
「ねえ、どんな人かなぁ?私、楽しみでしょうがないわ。」
「なんでも女の子だそうよ。かわいいかなぁ。」
「なんていうか、今はお城にいるんだってさ。カイとかのグループなら何か知ってるんじゃないのか?」
そんな会話の元、カイ・レイ、レナの元に生徒が殺到。とりあえず、あってみれば分かる、で三人はピンチをしのいだ。そして朝のホームルーム・・・シギ先生が入ってきた。
「え〜、今日、この学校に転校生が来ました。それじゃあ紹介するから・・・セレナさん、どうぞ、入ってきてくださいな。」
すると、学校の学ランに身を包み、髪の毛を若干くくったセレナが現れた。そこで、カイとレイ以外の男子全員がゴクリ、とつばを飲み込んだ。・・・これは明らかに可愛すぎる。おそらく星恵さんが色々とやってあげたのだろう。
「セレナさんです。じゃあ簡単に自己紹介してもらいましょうか。セレナさん、お願いしますね。」
セレナはなんだか緊張しているのか、ややぎこちない動きで教壇に立った。
「ええ・・・セレナといいます。とりあえず、よろしくお願いします。ええ・・・質問とかあれば受け付けますが・・・」
話し方の変わりように、三人は目を合わせる。そこにどんどんと質問が上がった。
「趣味は?」
「・・・とりあえず、剣術でしょうか。」
「彼氏とかは?」
「いないです。というか、考えたこともありませんね。」
その答えに少し教室がざわめいた。
「料理とかはしますか?」
「興味はあります。」
「今どこに住んでるんですか?」
「今は城の、カイの部屋に居候させてもらってます。」
そこでカイの周りの空気が変わったのが、カイにはありありと分かった。ちょっとそれは言ってほしくなかった。まあカイは女子から嫌われているということはないので、女子の反応は、まあ視線を送る程度だったが、男子諸君は別。
「貴様〜、あんな可愛い娘を自室に連れ込むなんて、許さんぞ〜!!!」
カイはそのままレイ以外の男子全員にボコられる羽目になった。
「・・・シギ殿、私は何かイケナイことでも言ったか?」
「・・・まあカイ君にとっては大変でしょうね・・・」
セレナは首をかしげながらも、指定された席に座った。