大戦編第四章

ぬぅ、最近部活の関連でほとんどやすみがつぶれている僕である。シギも今はいないし・・・え?何でいないかって?まあそれは後々。しかしなんだかつまらん。もっとこう、燃える展開にならんものか。味方同士が激しくぶつかり合う・・・とか。まあここでは無理か。日記じゃねえもんなぁ、それでは。
「ったく押えるったって、数がおおすぎだっての!」シギがサーベルで次々と敵を落としながら言う。「も〜コクピットはずしゃあいいだろ!・・・いけ〜!」シギの乗る機体がビームを発射。固まってた敵機は次々と破壊されていく。そこに。「シギさん、下がってください、ここは私がやります!」そう言って高速で次々と敵機を切り裂く、青色の機体。リゲルだ。「りんさん、でも数が多い!」「私達も加勢を・・・」「大丈夫!それに、シギさん、何か策があるのでしょう・・・?」「ま、まあ・・・もう一人の私が言うには、遂になるオカリナの音で力を中和させればいいそうだ。その音を響き渡らせるためのスピーカーをご主人にとってきてもらってる。」「ス、スピーカー・・・?」「あ〜とにかくここは押えます!二人はまだ完全に操作できるというわけじゃないようですし、ここはシェルターの守備を!少しでも星恵さんの負担を減らしてください!」「ら、らじゃぁ・・・」とまあこんな会話の後、りんは一人で敵部隊に挑む。「この人たち・・・感情が混乱してるわ。暴走してるみたい・・・」そういいつつ、リゲルは羽根を広げ、次々と敵を蹴散らす。さて、当の僕は・・・もう屋敷に到着していた。「すまん!セバスチャンできたか?」「今我が家総出で作業に取り掛かってます!あと五分あれば!」「あと五分・・・よし、頑張ってくれ!僕はリオさんに連絡を取る!」さてリオさんの携帯に電話。「もしもしリオさん?」「ああ、真堂君、どした?」「この戦闘止めれる秘密兵器があと五分で完成するので、なんとしてもあと五分!その場を死守してください!」「・・・五分か・・・今俺達の目の前に出てきたあれさえなければそれも可能なんだがなぁ・・・」あれ。それはシギたちも見えていた。でかい。全長200メートルはあるだろうか。ほとんど戦艦。りんが死力を駆使して応戦しているが、攻撃が少しも効いてない。・・・さあここから僕達は一体どうやって生還したのでしょうか。まあこの世界、作者の好き勝手で何でもできるからなぁ。