クレア大陸編第十三章 遂に来た・・・

昨日の夜。リオさんの寝室で異変発生。
「あんたがこの国の国王だな」と言って寝ているリオさんにいきなり
槍を突きつけてきた。リオさんびっくり。その横で寝てたマナさんもびっくり。
「俺の言うことに従え。さもないと・・・」
槍をリオさんの首に近づける。リオさんは、シギやレースの言っていた
天使の一人だな、と言うことを認識。
「ん・・・まあ普通の王様なら太刀打ちできないだろうな。だが・・・」
流石に天使はリオさんの力の強さまで走らなかったようだ。
一瞬にして天使は吹き飛ばされ、瞬間的にリオさんの剣が
その槍使いに突きつけられる。これには槍使いもびっくり。
マナさんがパチンと電気をつける。緑の髪をした男だ。
「相手が悪いな。俺はそんなに弱くはないぜ。」
しかし、剣と槍は若干相性が悪い。しかも着てるのが寝巻きだ。
リオさんは少し考え、マナさんに視線を送る。すると、まるで心が通じている
かのようにマナさんが窓を開け、そこから槍使いをリオさんが放り出す。
「ふう、一件落着・・・」
しかしそうも行かなかった。相手は空を飛んでいる。
「ちくしょう・・・俺をなめ腐りやがって!」
相手が力を思いっきり開放したのが分かった。まずし。
これのせいでシギ・レースが目を覚ました。
「リオさん、どうしたんですか!?」「ったくよりによって夜食時に・・・」
シギさん、言ってることが違います。
グロス、あんたあくどいわね、王様を手なずけようとするなんて。」
そうか、あの天使、グロスというのか。ふ〜ん。
しかしリオさんとマナさんが手で制す。そしてひとたび手を握ると・・・
あらら、二人が一端分解して再構築したではないか。しかも大きな
・・・槍?みたいな物をつけている。しかも鎧装備。
そのままグロスが放った槍を叩き落し、超高速の剣がもうこれでもかとばかりに
グロスを切って切ってきりまくる。強すぎ・・・ありえね〜
結局グロスはぐるぐる巻きに縛られ捕獲。
その後は星恵さんが封印式をかけて天使の力を封印。原理は不明。
まあこれはシギの話やリオさんの話のコピー。
しっかしリオさんやマナさんがこれほど強いとは。凄すぎね・・・