クレア大陸編第八章、シギに異変がぁ!

今日は修行中にえらい事が。
空が突然輝いたかと思うとピンク色の怪光線がシギに命中。
・・・なぜかシギが避けられなかったのだ。
そして・・・なんだかふら〜っとしたかと思うと、いきなり
地面に手をついて苦しみ始めた。なんだなんだ?りんさんや星恵さん、
シャル君が駆け寄る。しかし駆け寄るとすぐに背に二枚の翼が開き、
目が青色になった。そしてまた元に戻る。そしてそのまま倒れてしまった。
お城の医務室で僕も来て、皆で見ていると、ようやくシギが目を覚ます。
しかし様子が変だ。いきなり言ったのが
「・・・ん?ここはどこだ?」普通は「ここはどこでございましょうか?」
だろう。その後少し独り言をぶつぶつ言った後、またふっと目を閉じて、
元の敬語バリバリのシギに戻った。なんでも本人曰く、
自分の中にもうひとつ人格ができてしまった、だそうだ。
一体何があったのだろう。しかもその人格というのがまた
男みたいな人格だそうで、自由に変われるらしいから変わってもらえば
「あ〜もう、こんなところで時間つぶしてねえでさっさと
次の試合に向けて練習だ!」
なんて行って出て行ってしまった。
食事中も頭の中で会話しているらしく、なんていうか食事中に
表情がころころ変わるのだ。見ているのは面白いが。
りんさんが調べたところ、ナノマシンに新たな人格データーが送り込まれ、
人格が再構築された形ではないか、だそうだ。
・・・というわけで今日を境にシギは二つ目の人格を持ってしまいました。