クレア大陸編第七章

さあ今日は修行は休み。皆でクレアを見学しよう。
しかしなぜだかリオさんやマナさん、りんさんに星恵さん、おまけに
星恵さんの夫経営の孤児院の子供たちまで同行。
この中にシャルもいる。総勢・・・二十五人というところか。
しかしリオさんやマナさんの外出時の服装はまさに旅人そのもの。
りんさんはなぜか魔法学校の学ランである。なんでも
私服は忍者服か着物しか持っていないそうだ。
それは星恵さんも同様で、メイド服で同行。
さて、今日はクレアについていろいろ聞いた。砂漠が近くにあるせいで
雨が少なくて水が貴重であること、マナさんの料理がまずすぎて
食べた瞬間昇天してしまうこと、クレアの民族のこと、また年に二回
行われる大会のこと、そして赤緑の法乱について、
リオさん達が大きくかかわっていたこと。
まあシギはほとんどりんさんと恋愛相談について話していたが。
なんでも魔界にりんさんと仲がいい男の子がいるというので、
その事について話していたのだ。しかも丸聞こえだ。おいおい。
しかしシギが「なんだか新鮮ですわ〜」なんていっているのを聞くと、
この先一体何が起こるのか、ひやひやものである。