クレア大陸編第二章

今日はシギたちは修行。前にシギに付けていたマイクロカメラで様子を確認。
僕の部屋にリオさんが遊びに来たので、一緒に見る。
星恵さんはまた、「は〜い、こんにちわ〜」といって現れた。
今日は、三人の友好を深めるために、またお互いを知るために、
ちょっと体力測定とかいろいろしますか、と言っている。
・・・まずは腕立て伏せ。・・・シャルも頑張る。一番小さいのに頑張る。
年齢は、見たところ十歳いっていないだろう。
しかし、他の二人がすごすぎる。横のリオさんはりんさんを応援している。
もちろん僕も頑張ってシギを応援。しかし、三千を越えたあたりでとうとう
シギがヘたった。しかしりんさんもどうやら限界だったらしく、一回勝っただけ。
次は腹筋、背筋、ハンドボール投げ、走り高跳び走り幅跳び・・・
シャルは存分に休憩時間をとっているのだが、シギとりんさんがきわきわの
対決を繰り返すので、どうにもお疲れ気味。
そして最後は・・・腕相撲?早速開始。もちろんシャルは相手にならず。
あんなに大きな斧を振り回していたのになぁ・・・
さて勝負開始。・・・十分・・・二十分・・・三十分・・・
相撲をしている場所がボキバキいっている。二人とも顔が真っ赤になっている。
リオさんもこんなりんちゃん始めてだ、と驚いている。
それにしてもあの不思議少女に勝るとも劣らない少女がいるとは。
そして四十分たったとき・・・とうとう力が強すぎて、石の台が砕けてしまう。
結局勝負はりんさんの勝ち。明日はまた違うことをやるらしい。
リオさんもまた遊びに来るそうだ。それにしても、リオさんって
なんだかここの王様に似てるんだよなぁ・・・