療養最終日

いよいよ最終日。もっはや傷など無いに等しいようなもの。
さて、もう自由に動ける僕は明日から起こるであろう事件に備え
999つ道具のチェック。いい感じだ。かの自家用激マッハシューズも万全。
これで怖いもの無しと思いきや、今日もトラブル発生。
なんでもシギがプラスチックを洗わずに食べまくってしまったために
機能不全を起こして放電しまくっているそうな。早速ゴムスーツを身にまとい、
部屋に潜入。なるほど。確かにバチバチいっているような気もしないことも無いが。
その時僕は完全に油断していた。この子の武器はまだあったという事を
すっかり忘れていたのである。目がキラァァンと光ったかと思うと・・・
第一撃目は何とか回避。二撃目は持っていた鏡で反射。しかし
反射したビームが窓に当たり、更に天井のライト部分に当たり、
ドアの取っ手の金属部分に当たり、後ろから僕を襲う。そしてビームで
ゴムスーツが避けてしまえば後はもう誰でも分かる状態に。
ああ、世の中って道具だっけではいきていけないんだなぁ。
某どら○もんの言うことがよく分かった日だった。