〜お店周り

僕の入っている吹奏楽団は、近々演奏会をします。そのお客さんを獲得するため、団員は何人かで近くのお店にポスターを貼りに行ったりなんなりしなければいけません。そして僕もその一人にされてしまいました。
で、自転車で目標の店に向かいます。そして店の前に到着。なんだか京都の伝統料理の店のようで。
さて、どうしたものか。これって正面きって入ったらいいのかなぁ。裏口とかはないのかなぁ。インターホンとかはないのかなぁ
・・・といった考えをめぐらせ、捜索すること数分。全ては徒労に消え、正面きって入るしかないようです。
そして突撃。おじゃましま〜す。
すると、おばあちゃんが出てきました。ここで、事前にシュミレートしていた通りの言葉をだします。
「すみません、僕、k大学吹奏楽団のものでして、12月1日に演奏会をやるので、そのご案内をと思いまして、この辺りのお店を回らせてもらっております。」
そして、とりあえず案内状をそこの人に渡します。その後、
「で、すみませんが、このお店にこのポスターを貼らせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」
と言います。で、
「え〜っとねえ、私のお店ではそういうのはお断りしているんですよ。だってお店がよそのとこのポスターでいっぱいになったらいやでしょう?」
との返答。まあ当然だ。ごもっともな意見ありがとう。
「・・・まあでも、とりあえずそこのガラス戸のところ開いてるから、貼ってくれていいですよ。」
・・・ええんかい!!
というわけでポスターを貼らせていただきました。さすがおばあちゃん。言っていることがイマイチ分かりません。
というわけでやることは全部終了。でもって精神的にかなり疲弊することになった僕であった。