時間が足りません。

無限など あったらいいな 時間とか。
時間あったらいいなぁ。無限にあったらいいなぁ。なんて考えてる今日この頃です。
さて、そろそろまじめに年賀状がやばい。手書き用の下書きも完了したのですが、もうそろそろ出さないとなぁ。気がつけば年末。宿題も一行に進んでいない中。もうどうしようかねえとか考えています。とりあえず風邪にだけは気をつけて。
さて、今日は+αを進めていきましょう。実はこの下の本編、及びもう一つ新たに作った、三つの文章を平行して作ってるので時間がありません・・・
 +α
「に、逃げろ〜!!!」
結局の所、カイ達は走っていた。なぜかというと。当然セレナが背負っている人が原因。
「セーラ様を放せ〜ぃ!」
という感じだ。
「セレナ様、大丈夫ですか・・・?」
「も、問題は無い。カイもカルアを背負っているのだ。私とてなんでもない。セーラは軽いものな。」
「ま、まあ、ありがとう・・・」
「セレナさん、急いでください!外に出たらアーマーを出して一気に離脱します!」
りんの忠告にセレナは頷き、出口に向かって走る。そして。出口に着くと全員が指輪のスイッチを押し、一気に飛び上がった。
「ふぅ・・・なんとか離れられたな。」
「私・・・もうだめぇ・・・」
レナが嘆いて落ちそうになったのでシャルが助けてやる。
「さて、これからどうする?」
「私達、明らかにお尋ね者ですものね。」
「ごめんなさい、私のせいで・・・」
「姫様、そんなに消極的じゃ、職務は務まりませんよ?私の知っている、あるお姫様はそれはもう暴走してて・・・」
ふっ、とカイが笑う。セレナも少し笑ったのを、セーラは見逃さなかった。
(やっぱり、カイ様って・・・私、一度会ったことがある・・・)
そんなことを考えながらも、セーラは黙っていた。当然一国のお嬢様が一国の王子に会っていないはずも無いのである。
「え〜と、とりあえず、身を隠すためには・・・お婆さまのいる教会へ行きません?」
「教会・・・かあ。りんさん、どう思う?」
「・・・身を隠す分にはいいと思いますよ。事情を話せば力になってくれると思います。」
「教会って・・・何教だっけ?ヴィクトリアって。」
「カイ君、それも授業でやったでしょう?ノール教。主君ノールを軸とした宗教よ。たぶん力になってくれるわ。」
「じゃあ決まりですね。セレナ様、・・・あの茶色の建物です。分かります?」
「・・・あれだな?よし、カイ、行くぞ。よいか?」
「大丈夫だ。行こう!」
一行はこのまま教会に一旦身を寄せることになる。しかしこれはある意味バッドな判断だったかもしれない。