今日は補習

クリスマス インフルエンザで 薬増す・・・;
つ、つまんねぇ!以上。
さて、今日は補習がありました。僕の住むところでもとうとう雪が降り、しょうがないから歩き。まあ積もるとまではいかなかったので、新潟などに比べれば可愛いものですね。雪合戦もできません。まあ所詮土地柄というものに雪も勝てないということでしょう。
さて、今日は昨日進めてないのでさっさと進めていきます。ドラゴンさんがあんなに強いとは。びっくり・・・ですかね?
 +α
「ひっ・・・」
無残に散って消えていくアーマー。たかが一人の人間に。
「き、貴様ぁ!私の最強兵器を!」
王様はドラゴンさんに突っかかるも、効果なし。そのまま倒され、手錠をガチャっと付けられる。かわいそうに。そのままドラゴンさんはカイ達のほうをチラッと見る。
「・・・その姫さんはこいつの影響で追われるかもしれない。お前達がこのまま連れて行けばいいんじゃねえか?あと、そのエクステンデットの子も、怪我してる。治療してやりな。それと。」
ドラゴンさんがふっと上着のポケットからカプセルを出してスイッチを押すと。中から・・・
「か、カイ様〜!!」
「え、エーディンか!?」
りんりんと鈴を鳴らして出てきたのはあのエーディンだった。
「・・・連れてきてくれたんだな。礼を言うよ。」
「いや、礼には及ばんさ。それじゃあな。」
ドラゴンさんはそのまま姿を消す。
「・・・カイ」
「ん?セレナ、どうした?」
「あのドラゴンみたいな奴、強かったな・・・」
「そうだな、ありゃあ俺も驚いたぜ。」
「カイ、しかしあれは何処かで見たことはないか?」
「え?そういえば何処かで・・・う〜ん、思い出せねえな・・・まあいいか。」
そう言ってカイはなんだか端で震えているエクステンデットの子の所に歩み寄る。
「・・・ここにいても捕まっちまうぜ?そんなの嫌じゃないか?」
「・・・嫌だ・・・でも・・・」
「『僕が皆を殺したんだ』?そんなこと、もうくよくよしてもしょうがないだろ?」
「え・・・?」
「とりあえず一緒に行こうぜ。まあ安全とはいえないがな。」
「・・・うん・・・」
「そういえば、お前名前はなんていうんだ?」
「名前・・・?コードのこと・・・?」
これは深刻だ、とカイは思う。まるで人間として扱われてなかったのである。
「いや。自分が一生胸張って使える呼ばれ方だよ。」
「ふうん、僕も欲しいな・・・」
「じゃあ・・・決めてやろうか?」
「うん・・・」
「じゃあ・・・カルアってのは?」
「か・・・る・・・あ・・・?」
「ああ。カルア。」
「うん・・・そう呼んで・・・」
そのままカルアは目を閉じる。カイはカルアをそっと背負ってやる。
「なあカイよ、カルアって、なんでカルアなんだ?」
シャルが唐突にカイに質問する。そりゃあ何か意味があるのだろうと。
「ああ、あれはエルフ語でな。たしか・・・」
「“未来”だったか?」
「え?セレナ、よく知ってるな。そう。この子は未来を開いていかなきゃならないから、と思ってさ。」
そう言って一行はその場を離れる。
(・・・?なぜ分かったのだろう・・・聞いたこともないのに・・・)
セレナは自分の言ったことを不思議に思いながら、その場を後にしたのだった。