明日は臨時休日ですw

明日は休みです。小学生みたいでなんですが、最近やすみが楽しみでしょうがないwというか平日がいやだというべきか。なんていうかテストばっかりなんですよ。こう、もっと勉強なるものを楽しめたらなぁと考えています。まあこれはかなり難しいことなのですが・・・
で、↓の+α、今日も引き続きストーリーを進めます。昨日はちょっとしか進んでないしw

 +α
七人は船に揺られている。この船はワープ船なので、アクアヴェイルまではわずか三十分でつくのだ。で、
「先生、これ読める?」
「ん?え〜っと・・・これは・・・」
シギはカイから手渡されたセレナの本をじぃ〜っと見ている。星恵も後ろから覗く。
「え〜、なにこれ、魔方陣みたいな・・・」
「違いますね。これは属性表のような気がしますわ。」
「でも、なんだか書いてる属性が微妙だぜ。」
そこにセレナもやってきた。
「カイ、今何をしているのだ?」
「ああ、この本もうちょっと調べとこうと思ってな。そしたら変なもの見つけたんだよ。」
ここ、とカイは本の魔方陣を指差す。そこには山、海、空、雲、地、凍、滅、月、天の九文字が書かれている。
「現在の属性基準ににてますね。場所から見ると・・・山が『火』、海が『水』、空が『風』、雲が『雷』、地はそのままですね。凍は『氷』、滅は『光』月は『闇』・・・あら?天が光かしら?でも一番上にあるし・・・なにこれ?」
星恵が首をかしげる。そもそも星恵さんは属性に関してはプロフェッショナルだ。相性関連で間違えるはずがない。一方カイは。
「え〜とこれは・・・光?ありゃちがう。なんだったっけ・・・」
馬鹿も大概にしたまへ、といわんばかり。
「あらカイ、あなたこんなに女性に囲まれて何してるの?」
「好きでこんな状態になってるんじゃないって・・・お?これはなんだ?」
レナに応答しながら、カイはその下のほうの文字をさらう。
「”天に逆らうものは何者も塵と化す”・・・?」
「こらカイ君、そこだけ読まない。ほら最初からあるでしょう?山は海にもまれ海は空に照らされ、空は雲に覆われ、雲は地に行き着き、凍結し、滅される。月は全てを覆いつくし、天に逆らうものは何者も塵と化すって書いてあるじゃない。」
「へ?俺にはそんなもの見えないが・・・なんだか空白があって変だなあ、と思ってたけど。」
「まさか人によって見える場所と見えない場所があるとか・・・?」
私には何も見えないけどね〜とレナが覗きながら言う。りんはもくもくと海の外の景色を見ていた。
(懐かしいな。私が初めてリオさんとあったのもこのワープ船の中だったっけ・・・)
その時、アナウンスが流れた。
「皆様、まもなくアクアヴェイル・ヨコハマに到着いたします。準備の上、ロビーに集合をお願いいたします。繰り返します。・・・」
「もう着くのか。じゃあ降りてすぐにヴィクトリア行きの船に」
「乗りません。」
「へ?りんさん、どういうことだ?」
「仮にも魔法が使えないということは、それなりの装備を整えていく必要があるのは言うまでもありません。ですから、ちょっと寄り道します。」
ああ、あそこですね、とシギが口走った。
「はい、真堂さんのお宅です。」
その後、カイは世の金持ちとはどういうものかを知ることになる・・・